SO Technologies株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:山家 秀一、以下 「当社」)が提供する店舗集客支援サービス「ライクル GMB」において、Google ビジネスプロフィール(旧:マイビジネス、以下「GBP」)に掲載する店舗独自の情報を、多店舗事業者の本部にて収集・管理できる「ローカル情報収集機能」の提供を開始しました。

本機能では、本部から各店舗に向けて、写真や紹介文など店舗の独自情報の手配を効率的に依頼・収集することができ、本部が品質チェックしたうえで情報を反映することが可能です。これにより、ユーザーが店舗検索時に閲覧するGoogle マップ上にて、店舗ごとの魅力をお客様にアピールすることが可能となります。


機能開発の背景

近年、消費者が飲食店や、商品やサービスの店舗購入を検討する際、事前にインターネットで店舗情報を調べることが増えています。中でも、Google 検索やGoogle マップの検索結果にて広告よりも上位に表示されるGBPの店舗情報は、お店を比較検討する際の判断材料となるため、GBPの活用は多店舗事業者にとって必要不可欠となってきています。当社の調査によると、GBPを認知している多店舗事業者は7割以上にのぼり、うち8割以上がすでにオーナー認証を取得して運用しています。(※1)

お店を比較検討する際に閲覧されるGBPの情報として、営業時間やアクセスなどの基本情報のほか、実際に検討している店舗の雰囲気が伝わる画像や紹介文などの「店舗独自の情報」があります。しかし、多店舗を展開している事業者の場合、以下のような状況から、全店舗共通の情報掲載のみで、店舗ごとの情報発信ができていないケースも多く、全国累計40,000店舗の支援を行っている「ライクル GMB」を活用されている企業からも、課題としてGBP運用における「店舗独自の情報掲載」の難しさを挙げる声も増えています

店舗独自の情報掲載における状況

  • 店舗の負荷を増やしたくないという考えから、本部が一括運用している。
  • 店舗数が多く、1店舗ずつ紹介文や画像を更新することが難しい。
  • GBPを管理する本部が、各店舗の多様な画像を保有しておらず、かつ現地での店舗撮影が困難である。
  • GBPに掲載されている店舗の画像がユーザーによる投稿のみとなっており、企業側が掲載したい情報が不足している。
  • 更新を店舗に任せているため、店舗ごとの掲載情報に差異が大きく、全店舗で一定以上の情報掲載の品質担保が難しい。

2022年のGWは、3年ぶりに新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う行動制限のない大型連休となり、各地で旅行者が増加するなど活気が戻ってきました。大型連休が明けた今、実店舗の集客にさらに力を入れたいと考える多店舗事業者を支援するため、店舗独自の画像や紹介文を適切に収集・反映する「ローカル情報収集機能」の開発に至りました。「ライクル GMB」は、今後も多業種のGBP支援実績を活かし、日本全国の店舗事業者をご支援してまいります。

また、当社は、“稼ぐ力”を日本全国に広げていくため、テクノロジーを駆使したプラットフォームの開発・提供を通じて、企業様の集客課題の解決に努めてまいります。

※1 SO Technologies株式会社「多店舗事業者のGoogle ビジネスプロフィールの取り組み状況調査」より:https://www.so-tech.co.jp/news/press-release/487

「ローカル情報収集機能」概要

「ローカル情報収集機能」は、GBPに掲載する店舗から店舗独自の情報である「画像」と「紹介文」を収集し、多店舗事業者の本部にて、情報の提供依頼からクオリティチェックまでを一括で管理できる機能です。

店舗への情報収集依頼フォームには、画像・紹介文の種類ごとに約30種類の項目が準備されており、収集したい素材を選択するだけでカラムの追加が可能です。店舗スタッフによる撮影をサポートできるよう、サンプル画像や撮影のコツなどの情報も網羅されています。 「ローカル情報収集機能」は基本機能として、月額料金内にてご利用可能です。多店舗企業の集客において、店舗独自の情報をGBPに反映させる「ローカル情報収集機能」をぜひご活用ください。(※2)なお、本機能はご利用企業様のご要望に合わせて随時機能改修を行い、アップデートしてまいります。

※2 リリース初期は社数を限定してのご提供となるため、提供タイミングは都度ご相談となります。

ローカル情報収集機能の運用イメージ


株式会社チュチュアンナ(アパレル事業)の先行導入事例

課題

レッグウェアやインナーを販売する「チュチュアンナ」では、本部にて全店舗のGBP運用を行っています。業種の特性上、ユーザーによる画像投稿が少ないこともあり、店舗それぞれの情報発信に課題を感じていました。

解決策

複数店舗の効率的な情報収集が可能となる「ローカル情報収集機能」を一部店舗に導入。各店舗の「売り場」「トルソー」「試着室」などの画像を各店舗から収集し、本部が確認のうえGBPに掲載し、店舗独自の情報掲載を増やしました。


▲「ローカル情報収集機能」にて収集されたチュチュアンナ グランデ イオンモール茨木店の画像

成果

画像登録の前と比較して、Google マップを経由した「Webサイトアクセス数」「ルート検索数」「通話数」の合計となる「合計反応数」が1.35倍、反応率が1.14倍に増加。各店舗の作業負担を最低限に押さえながら、ユーザーの店舗閲覧数を増やすことに成功しました。

株式会社チュチュアンナ デジタルマーケティング部 マネージャー 西岡 和也氏 コメント

必要な情報が簡潔に管理・運用できる仕様になっているので、担当者としてとても使いやすいツールだと感じております。今後はさらにローカル情報を拡充させていくことが課題となるため、新機能を活用したスムーズな運用を目指したいと考えております。

店舗集客支援サービス「ライクル GMB」のご紹介

SO Technologiesが開発・提供する『ライクル GMB』は、GBPへの情報登録や更新、効果改善までをトータルでご支援しています。企業が活かしきれていない店舗情報を活用することで、検索したユーザーに対して必要な情報を与えることができます。また、検索結果画面を充実させることで、店舗集客にも活用可能です。当社は、現在日本国内では4社のみとなるGoogle ビジネスプロフィールの公式パートナーとして、これまで累計40,000店舗以上をご支援しております。

ライクル GMBご提供内容

  • ・オーナー認証代行(登録代行)
  • ・店舗情報登録、更新
  • ・店舗情報の自動保守運用
  • ・一括投稿機能
  • ・商品一括投稿機能
  • ・クチコミレポート
  • ・ローカル情報収集機能(NEW)
  • ・各種ノウハウ提供、支援

ライクル GMBサービスサイト:https://www.lycle.jp/gmb/


※ライクルは、SO Technologies株式会社の登録商標です。

※Google マップ(Google Maps™ mapping service)、Google マイビジネス(Google My Business™ business listing service)、Google ビジネスプロフィールはGoogle LLCの商標または登録商標です。


【本件に関するお問い合わせ先】

SO Technologies株式会社 広報担当 白岡
https://www.so-tech.co.jp/contact