Webマーケティングを中心に幅広くマーケティング支援を行う株式会社PIGNUS(以下、PIGNUS社)。
お客様に対して営業から運用までワンストップで寄り添い、創業以来100%の改善実績を出し続けているPIGNUS社には、
SO Technologiesが提供する運用型広告管理プラットフォーム「ATOM」を、創業年からご利用いただいています。

「“なかったら”は想像できない」とお話いただけるほど、PIGNUS社の広告運用業務において欠かせないツールとなっている「ATOM」をどのように活用いただいているのか、PIGNUS社 WEBマーケティング事業部 第一局局長の佐々木 惇也様、WEBマーケティング事業部 オペレーターの春原(すのはら) 香緒利様のお二人にお話を伺いました。

Summary

 ご利用企業名 株式会社PIGNUS

 ご利用期間  2017年~現在/約4年(創業時から導入)

 課題①    媒体から都度レポートを落とす工数を削減したい

 課題②    実績確認の手間を削減したい

 決め手    価格/使いやすさ/理解しやすさ/必要な機能がある

 活用方法   お客様への週次・月次レポート、日々の進捗確認、社内で利用する分析用データなど、
        あらゆる業務でレポーティング機能をカスタマイズして利用

 効果/成果  月間一人あたり約5~60時間削減(※)
         浮いた時間は営業・運用部門は分析に、オペレーターは入稿や資料作成に活用

  ※1社のレポーティング作業を約30分と想定



※敬称略

御社の事業内容や、特徴・強みをお教えください。

佐々木:事業内容は、主にWebのマーケティング全般の支援です。弊社が一番得意としている領域は広告代理事業ですが、新規事業も多数展開していこうとしており、例えば、広告代理店の紹介事業に約1年前から取り組んでいます。今後も、私たちが得意なマーケティング領域を支援することで、お客様の新しいビジネスを成功させる、一緒に作り上げていくといった事業を考えています。

(広告代理の領域における)強みは、お客様目線でご提案することですね。多くの代理店は、広告のCPAを良くするために追っていく数字を決めていると思いますが、私たちは「何をKPIにして取り組むのが正しいのか?」という観点からお客様のビジネスを理解し、根本的なマーケティング支援をさせていただいています。

お二人のご担当している業務内容をお教えください。

佐々木:私は広告運用の部門を見ています。弊社は営業部門と運用・コンサル部門で体制を分けず、ワンストップでお客様と向き合っています。どうしても営業とコンサルという分け方をすると、コンサルが数字を追っていくだけになってしまうなど、お客様に対して提供できるバリューが狭くなってしまうので。私はこの部門を任せてもらっている立場ですね。
第二局もありますが、業務内容自体は同じです。運用部門でいくと、今約10人で一人あたり平均5~6社を担当していますね。

春原:私は、第一局・第二局のオペレーションの部分を一人で担当しています。業務としてはレポート作成と入稿が主です。運用に集中してもらうために、自分たちでやらなくていい作業、例えばレポーティングや入稿、設定系は私の担当です。実入稿は半々くらいですね。

佐々木:(実入稿は)2、3回目以降はできる限り任せていますが、新規の案件は自分たちでやっています。自分たちの理解度を深めるため意味合いもあるので。

春原:そうですね。実入稿は、理解したものをもらうようにしています。


▶▶▶導入背景

媒体からレポートを落とすと考えると「なんて時間の無駄なんだ」という感覚に陥りました

設立当初からATOMをご利用いただいていますが、お持ちだった、あるいは発生するだろうと考えていた課題はありますか?

佐々木:1期目から入れていますね。課題は、レポーティングと実績確認の手間、大きくこの2つでした。代表の水戸も私も春原も元々セプテーニにいて、レポーティングツールが当たり前にある環境で働いていたので、急に媒体からレポートを落とすことを考えると、「なんて時間の無駄なんだ」という感覚に陥りました。こうしたこともあって、レポーティングツールをまず探したというのが1つ。あとは、それに付随する、日々の実績の確認ですね。

ATOMを導入いただいた理由や決め手は何でしょうか?

佐々木:導入した時期は(代表の)水戸一人しかいない頃で、決め手は価格の手頃さだったようです。あとは、根本的な使いやすさ、理解しやすさも導入理由の一つと聞いています。総じて機能面と費用面のバランスが良かったのかなと。


▶▶▶ご利用内容

レポートのカスタマイズは100%。お客様が見たい指標や区分が変わるので、媒体の数字だけで終わっていることはほとんどないです

では、実際にATOMをどのように活用いただいているかをお教えください。

佐々木:使っている割合としては、レポート機能が9割、進捗機能は1割以下。最近、管理側から各案件の予算進捗管理も、レポートとして作成して見ていこうとしていて、その動きが0.2割ほどですね。進捗管理もレポートに組み込んで確認しているので、レポートは皆ほぼ毎日落としていて、そこで実績確認もしています。進捗管理画面をお客様に共有していることもありますね。お客様が都度見たいという場合に、(各媒体の)管理画面を見ていただく形式だと不親切すぎるので、権限を付与して見ていただくことも一部やっています。

PIGNUS社は、特にレポート機能をご活用いただいております。
レポート機能のカスタマイズなど、詳しいご利用方法に関して、さらにお伺いさせていただきます。

佐々木:週次レポートは必須でお客様に送っています。(ATOMの)定型レポートでなく、カスタマイズを100%していますね。お客様が見たい指標や区分はそれぞれで変わるので、弊社では媒体の数字だけのレポートはほぼなく、3rdパーティやGAデータなどを含めることが当たり前になっています。春原もいるので、Excelの数式を組むことは簡単にできるので、「これが見たい」という話を社内で連携すれば、型をガンガン作ってくれます。

春原:カスタマイズは私がやっています。基本的に第一局・第二局で型は分かれていますが、クライアントごとに見たい指標もありつつ、局ごとで好みのレポートもあるので(笑)、それに沿って作っていますね。ゼロから作ることはあまりなく、(カスタマイズレポートの)ベースがすでにあるので、そこまで大変ではないですね。

▶▶▶成果や効果

ATOMがなかったら、月間一人頭50~60時間。こんなことあるかという数字ですね

ATOM導入による成果についてお教えください。
設立当初からご導入いただいておりますので、例えば今『ATOM』をなくして手作業で行う考えると、どの程度の工数が発生すると思われますか?

佐々木:考えられないです。(笑)

春原: 1日中レポート作ることになるので……、現実的でないですね。(笑)

佐々木:管理画面に入って、一つ一つ落として……、想像できません。毎日ATOMからレポートをダウンロードしているので、1社で30分と想定すると、月間一人頭5~60時間。こんなことあるかという数字ですね。

春原:今、1週間の半分ほどがレポーティング業務なので、それを考えると1か月分のレポートを2ヵ月かけてやることになりますね。考えられないです。

現在は、浮いた時間をどのように活用されていますか?

春原:私は、レポート以外は入稿や、研修資料作る時間ですね。

佐々木:分析に使っている時間がかなり長いですね。同じレポーティング作業でも、分析用のレポートは都度見たい内容も異なるので、(媒体管理画面から)データを落として加工、数字を見て、を繰り返している時間に使っています。起きている変動に対して良いのか悪いのか、何が理由なのか、どうすればよいのかを常にアウトプットして、アクションに繋げているので、この分析業務が付随してきます。弊社は、いくら時間がかかっても100%で提供できるものは提供するというスタンスでやっています。もう長いところだと4年ほど担当させていただいているアカウントもありますが、それでもクオリティ自体は落とさずにやってきています。

▶▶▶ATOMへのご感想

データの取得早い、登録が簡単、サポートセンターが神対応の3軸

ATOMをご利用いただいている感想をお聞かせください。

春原:何よりも、サポートセンターの対応が早くて、回答もすごく丁寧で、全媒体で見習ってほしいなと思います(笑)。いつも助かっています。機能面では、1番はデータの取得が早いことです。朝出社して、見たらデータが落ちてきていることがありがたいなと思っています。例えば午前中に出したいレポートがあるときに、データが落ちてきているので、本当に助かります。あとは、登録系も簡単ですよね。理解することもですが、引継ぎや、自分でやってみたいという人に説明しやすい。この3軸ですね。データの取得が早い、登録が簡単、サポートセンターが神対応。

佐々木:私も同じですね。私がサポートに連絡していたのは1~2年前なのですが、そのころからレスポンスが早いイメージです。あとは”サポートセンターの方も広告運用を経験している”、ここが結構ポイントだなと思っています。同じ温度感、同じ目線で相談ができて、回答が返ってくる。それが他のツールベンダーと違うところかなと。ただFAQの回答が来るCS(カスタマーサポート)が多いですが、「そうじゃない」ということってありますよね。ここが同じ目線なので、対応のスピードだけでなく、質問に対しての理解のスピードが早くて、助かったなと感じています。API連携が結構大変な媒体もあるじゃないですか。クリテオ(の連携方法)も聞いたのかな。

春原:聞きましたね。わかりやすく答えてくれて助かりました。


ありがとうございます。最後に、御社と同じようなお悩みをお持ちの企業様にメッセージをお願いします。

佐々木:外部レポーティングツールを活用している企業は、そもそも大手企業じゃなくて、中小企業やフリーランスが多いのではと思っています。その方々の課題って、使いやすさやサポートのスピード感だと思っていて、そういう面では、他に比べるとかなり優れているので、ぜひ使ってみて欲しいですね。変な営業をかけられたこともないですし(笑)。あとは、「こういうのを見たい」と相談すると開発してくれそう、という期待感。それくらい、サポート体制だけじゃなくてエンジニア側まで(ATOMに)気持ちが入っているんだなと感じるので、一緒に作り上げていくという意味でもパートナーになりやすいんじゃないかなと思います。

春原:ほとんど言われちゃいましたが、やっぱりサポートですね。他のサポートセンターは、聞いたら聞いたことしか返してくれないことが多いですが、原因に加えて、じゃあこうできますよという提案もしてくれるなど、対応がとても良いです。もちろんツールの中身もですが、本当にストレスなく、ありがたく感じているくらいなので、ぜひおすすめしたいです。




お客様へ送付するレポートだけでなく、日々の進捗管理から社内での分析まで、ATOMのレポート機能を活用し、カスタマイズを駆使して業務をこなされているPIGNUS社。

創業当初からレポーティングツールを利用する方針で採用いただいてから長らくご愛顧いただいていることもあり、
ATOMの機能・サポートに信頼を寄せていただいていることが伺えました。お忙しい中、ありがとうございました!



【企業情報】

 ■株式会社PIGNUS

 「世の中に対し独自の価値を提供し、他者・他社を幸せにすることで、結果的に自分たちも幸せになる」という理念の元に
 WEBサービス事業、WEBマーケティングコンサルティング事業を行う。

 ホームページ:https://www.pignus.co.jp/

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