▲左から、後藤様、高橋様
Webマーケティングから、ホームページやランディングページの制作までをご支援するWeb専業広告会社であるASUE株式会社(以下、ASUE社)にお話を伺いました。ASUE社は、2015年から変わらず、SO Technologies(以下、SOT)が開発・運営する運用型広告管理プラットフォーム『ATOM』をご愛顧いただいています。
『ATOM』が考える“理想の『ATOM』活用”に、非常に近い形でご利用頂いているASUE社が、実際どのような使い方をされているのか。実際に導入前と後で工数や作業内容がどう変化したのかを、ASUE社常務取締役 後藤 良介様、Webマーケティング課 ユニットリーダー チーフコンサルタント 高橋 理史様のお二人に伺いました。
Summary
ご利用企業名 ASUE株式会社 |
御社の事業内容や、特徴・強みをお教えください。
後藤氏: リスティング、SNS、Amazon広告などの運用型広告と、ランディングページの制作・改善を行っているWeb専業の広告代理店です。エリアとしては関東、東海、関西が中心で、制作から改善までできるということでご発注いただけることが多いですね。一人当たりの担当社数を5~10社程度に押さえ、あまり多くは受けないようにしています。その分、コミュニケーション頻度などは他企業様と比べると多く、継続いただける案件やクライアント様からは、提案の質や数などで評価をいただいています。
お二人のご担当している業務内容をお教えください。
後藤氏: 私は営業がメインですね。あとは運用も少し見ています。
高橋氏: 私は運用者です。主に広告運用と、お客様の窓口を担当しております。普段は広告のアカウント改善が主な業務で、それに伴うお客様の打ち合わせや会議などを、日々行っています。制作部門は別にありまして、案件によっては2つの部署が一緒に動くこともあります。
▶▶▶導入背景
当時手作業だったレポート作成をもっと簡単にしたかった。『ATOM』はレポート作成ツールとして導入しました(後藤氏)
2015 年から『ATOM』をご利用いただいておりますが、当時はどのような課題を持ち、『ATOM』をご導入いただいたのでしょうか。
後藤氏: 課題は主にレポートと進捗管理でした。『ATOM』はレポート作成のツールとして導入しました。『ATOM』導入前は、データをダウンロードしてExcelに張り付けて作成していたので、もう少し簡単にできないかと考えていました。自社でこういったツールを作ることも検討しましたが、最終的にはお世話になっている同業者の方が導入されていたのを見て、私たちも導入を決めました。当時は、進捗管理の使い方はよくわかっておらず、レポート中心でしたね。
長年『ATOM』のご利用を続けていただいている理由があれば、お教えください。
後藤氏: やはり慣れが大きいですね。1年ほど前に、別会社のツールでしかできなかったことがあり、並行して導入したこともありますが、やはり使いづらくて。その時にやりたかったことが必須ではなかったこともあって、『ATOM』に戻りましたね。あとは、料金体系がわかりやすいというところもあります。
▶▶▶ご利用内容
「数字をちゃんと見せてくれる」「毎週、毎月ボタン一つでわかるのでありがたい」といったお客様からのお声も(高橋氏)御社の運用体制についてお教えください。
高橋氏: 運用者は10人いるのですが、今後もどんどん人を増やしていくつもりです。今は、お受けしている案件を成長させることに注力するために、一人あたりの運用社数を減らして運用しているので、これからも質を上げていこうと日々臨んでいます。
『ATOM』をどのようにご利用いただいていますか?
高橋氏: 日々の進捗管理と月次のレポート、この2つは全員が同じように使っています。朝出社して、まず自身の案件の状況を確認するのですが、そのときに進捗管理機能を使っています。本当にもう、『ATOM』が手に馴染んでいるので、ルーティンになっていますね。今だと、ちょうど月初(※2月上旬にインタビュー実施)なのでレポート作業をしています。また、数字を見たいというお客様に関しては、アカウントを発行して、日々の進捗をご自身で見ていただくことも、多数やらせていただいています。
実際の活用例としては、週次レポートをご希望のお客様に対して、ダウンロード権限のついたアカウントを発行することもあります。作成した定型の 週次レポートを『ATOM』で自動生成するように設定し、毎週決まったタイミングで、お客様に直接ダウンロードしていただく といった使い方をしています。これがお客様に好評でして、「数字をちゃんと見せてくれる」「毎週、毎月ボタン一つでわかるのでありがたい」という風にお声もいただいています。
後藤氏: 営業面では、進捗の数字を見ることは多々あります。参考資料として『ATOM』のレポートをお客様にお見せすることもありますね。
▶▶▶成果・効果
レポート工数は7割削減、コミュニケーションコストも月10~20時間削減できています『ATOM』導入による成果について伺います。工数など、変化はございましたか?
後藤氏: 定量としてデータは取ってはいないのですが、導入前との比較で行くと、レポートの工数は7割減ほどですね。
高橋氏:私が、工数が減って一番助かっているのは、お客様へのご報告です。ご希望のお客様に『ATOM』のアカウントを発行することで、電話やメールでのコミュニケーションを一つ省けるので、お互いに工数削減できているのかなと思います。もし、『ATOM』や媒体のアカウントをお客様に共有していなかった場合を想像すると、週次レポートや、数字を見たいといったご要望への対応が都度、何社もとなると、圧迫してしまうなと。「『ATOM』を見てください」と最初にお伝えしておけば終わりなので、かなり工数は変わりますね。仮に5社から問い合わせがあったとして、1社に10~15分、5社で約1時間。一人あたり1ヵ月10~20時間削減できていると考えると大きいですよね。
社内の営業担当とのコミュニケーションも同様ですね。営業も、案件を運用に渡して終わりではなく、自身の案件を気にして進捗状況を見ているので、前提が同じ状態で話ができる。会話の工数を一つ省けて、とても助かっています。
現在は、浮いた時間をどのように活用されていますか?
高橋氏:アカウントの改善です。もちろん新規の案件をいただいたときやお打合せの際には準備などもありますが、平常時で行くと、午前中30分ほどで進捗確認したあとに、注力したい案件、成果が出ていない案件に向かっています。やはり獲得を気にされるお客様が多いので、どう改善していくかというところに時間を割いていますね。ここに時間を割けるというのはいい仕組みになっているなと思います。
▶▶▶『ATOM』へのご感想・ご要望
他媒体などを含めて考えても、サポートしていただけるレベルが非常に高いと感じています(高橋氏)ATOM をご利用いただいているご感想と、ご要望がございましたらお聞かせください。
後藤氏: 進捗管理が使いやすいです。要望で行くと、レポートのカスタマイズをもっと簡単にできたらなというのはありますね。お客様からこんなレポートが欲しい、と言われたときに、運用者に頼んでやってもらうのは申し訳ないなと思っているので簡単になると嬉しいです。あとは、Amazon広告を接続いただけると助かります。
高橋氏: 弊社では、進捗管理は、新人が入社した際もとりあえず真っ先に見方を教えるくらい基本になっているので、とてもありがたいです。要望は、後藤と同じくレポートになるのですが、ディスプレイ広告のレポートを出したいときに、レスポンシブ広告が混ざるため、お客様から「バナー広告の状況を見たい」と言われた際に手動で作っていることが多々あります。手動では工数もかかりますので、ではこれで!と手軽にニーズにお応えできるように、レポートのカスタマイズに柔軟性を持てると助かるなと感じています。
パートナーとして、SOTへの印象はいかがですか?
高橋氏:弊社側がお金をお支払いして、サポートしていただく立場になったとき、サポートがしっかりされているなという印象です。一緒にやっていきましょう、ASUEが伸ばしていくために色々サポートしますよ、という体制を整えて下さっているなと感じます。こちらからアクションしていなくても提案をいただいたり、遠方開催のセミナーにオンラインで参加させていただいたりと、手厚くサポートしてくださっています。他媒体などを含めても、サポートいただけるレベルが高く、とても助かっていますね。
▶▶▶メッセージ
前職で工数がかかっていたことが、ASUEに入社して、『ATOM』の進捗管理を使えば30分で終わる。まさに、Techの導入で課題が解決できたことを実感しました(高橋氏)ありがとうございます。最後に、御社と同じようなお悩みをお持ちの企業様へのメッセージをお願いします。
また、ASUE社が『ATOM』のようなTechを導入する際のポイントもお教えください。
後藤氏:まず、工数が膨らんでいる代理店様は、弊社にご相談くださいと(笑)。Techを選ぶポイントは……そうですね、こういうツール系の導入は、本気で定着させようと思わないと難しいですよね。私たちは人数の少ない時期に導入して、『ATOM』ありきで人数も増やしているので別ですが、すでに何十人もいるところだと、 意思決定者が本気にならないと厳しいだろうなと思いますね。それこそ、KPIを設定していく必要もありますね。
高橋氏:現場の人間からすると、日々の業務に馴染んで、自分たちの仕事をそこで効率化できるかというところ、 お客様の満足に繋がるかというのは大事にしたい部分です。『ATOM』ですと、お客様にタイムリーに数字を見てもらえるというのは本当に大きいですし、新しいTechを導入するときも、 本当に課題の解決に寄与できるかは一番大きな判断の材料になるかと思います。
あとは、実は前職の広告会社でも『ATOM』を導入していたのですが、進捗管理を使っていなくて、結構な工数がかかっていたんですよね。なんとかしたいなと考えてはいたのですが、ASUEに入社してみたら、30分で終わるじゃん!と(笑)。まさに、Techの導入で課題が解決できたことを実感しましたね。
今回はASUE株式会社の名古屋本社にお伺いし、ASUE社にとって『ATOM』がどんな存在なのかをお伺いしました。
長年ご利用いただいている中で、欠かせないツールとして日々の業務に馴染んでくださっていること、実際のご利用方法、そして結果としてコミュニケーションコストの削減につながっているお話など、多くを語っていただきました。
当日は、カスタマーサポートの担当との、具体的な機能のご相談なども交えつつ、楽しくお話を伺わせていただきました。
お忙しい中、ご対応ありがとうございました!
【企業情報】 ■ASUE株式会社 2012年創業。「感動を届ける」をミッションに、運用型広告とWebページの制作・改善でWebマーケティング支援を行う。 ASUE株式会社:https://asue.jp/ |
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