福岡や九州地方を中心に、セールスプロモーションにおけるプランニングから制作、実施までをワンストップで展開する株式会社ブレイクスルー(以下、ブレイクスルー社)へインタビューを実施しました。ブレイクスルー社のWebプロモーション部門にて、SO Technologies株式会社(以下、SOT)が運営するインターネット広告運用代行サービス『CUSTA』をご利用いただいています。

約9年以上のお付き合いとなるブレイクスルー社が、2020年2月より『CUSTA』を導入いただき、広告運用チームの業務改善に取り組んだその内容と成果について伺っています。

株式会社ブレイクスルー 代表取締役 上田 浩一氏、Webプロモーション部 中島 恒久氏、Webプロモーション部 仁熊 愛氏のお三方にお話を伺いました。

※写真撮影時のみマスクを外しています。

Summary

 ご利用企業名   株式会社ブレイクスルー
 ご利用期間    2020年2月~現在
 導入前課題    労務環境の改善/リスクヘッジのためにアウトソーシング体制への移行を検討
          /重要なポジションを担っていた運用担当の退職に伴うリソース確保
 決め手      信頼できる/自社への理解がある
 活用方法     運用業務におけるオペレーション業務の委託/レポート業務の一部自動化
          /常駐支援/マスターデータの構築等、広告運用に関わる業務体制の構築 など
 効果・成果     昨対比で約30%売上成長
          運用チームの残業時間が約2割削減
          運用体制作りの一環として、マスターデータの構築、指示書等フォーマットの共通化
          タスク管理ツールの導入、手作業でのレポート作成業務(※)の自動化等を完遂

          ※ATOMで対応不可な領域において

上田様 
 株式会社ブレイクスルー
 代表取締役
 上田 浩一


中島様 

 Webプロモーション部
 中島 恒久 氏

 運用部門における社内ディレクションおよびマネジメントを担当。

仁熊様 

 Webプロモーション部
 仁熊 愛 氏

 広告運用を担当。

▶▶▶株式会社ブレイクスルーについて

御社の事業内容についてお教えください。

上田氏:弊社は、セールスプロモーションをワンストップでご提供しています。元々は、オフラインでの販売促進が中心だったのですが、約9年前にヤフーの正規代理店となったタイミングからWebを活用したプロモーションの事業を開始しました。今では、オンラインとオフラインの両軸からお客様の販売促進をお手伝いさせていただいています。

CUSTAを導入されているWebプロモーションチームの体制をお教えください。

上田氏:Webプロモーション部は12名です。内訳としては、お客様とやり取りをするフロント担当、社内ディレクション担当、Webデザイナーと運用担当者で構成されています。実際にSOTさんとやり取りしているのは運用担当者が中心です。

Webプロモーション部でお受けしているクライアントの特徴をお教えください。

上田氏:クライアントは広告代理店が9割です。その先の広告主の企業様では、小売店や、住宅関連が比較的多いですね。住宅関連に関しては、九州圏に特化している場合が多いです。

▲ブレイクスルー社のコーポレートサイト

▶▶▶導入背景

目的は、労務環境の改善とリスクヘッジ

CUSTAのご導入背景についてお伺いします。ブレイクスルー社は、CUSTA、およびSOTとは長いお付き合いになりますが、過去にどのような取り組みでご一緒させていただいたかをお教えください。

上田氏:私たちがWebプロモーションを扱い始めた約9年前に、当時、ヤフー社で広告出稿の支援をするプロジェクトがあり、その際に旧サーチライフ(現:SOT) の山中さん(当時:サーチライフ 代表取締役社長、取材時:SO Technologies株式会社 取締役会長、現:ソウルドアウト株式会社 DX教育事業 管掌役員)が、ヤフー社経由で約2年間コンサルティングをしてくださったことが最初のご縁です。CUSTA(当時:運用代行サービス)のことはその頃から知っていたので、本格的にWebプロモーションの案件が動き出す時期や、以降にも案件ごとに度々ご相談させていただいていました。案件が増えていくにつれて、社内でも運用体制を整えるために人を採用するなども行い、一時期はお付き合いの間が空いたのですが、2020年の1月ごろに退職者が出たタイミングでまたご相談させていただきました。

退職者をきっかけに、パートナーを作る方針を検討されたのでしょうか。

上田氏:いえ、その半年前ごろから、内製ではなくアウトソーシングしていく体制へ方向性を変えるため、一時的ではない外部パートナーを作っていく動きがあったんです。パートナーを作る目的は、労務環境の改善とリスクヘッジです。業務が多いからミスが起こるのか、ミスがあるから業務が起こるのか、どちらが原因かわからないといった状況だったので、とにかく業務を分散させなければと考えていました。ただ、ちょうどそんなタイミングで、運用の主要な部分を任せていた担当が退職することが決まったこともあり、これはもう多少費用がかかったとしても、1人分をアウトソーシングしましょうとなりました。元々、1人月でお願いできるCUSTAのことが頭の中にあったので、改めてご相談させていただいた流れです。

パートナーを選定する際に、他社様との比較はされましたか?

上田氏:そうですね。実は、同じタイミングで大手の運用会社様ともコンタクトを取っていました。でもやはり、SOTさんとは過去に接点があり、ブレイクスルーの環境について多少なりとも知ってくれているというところが一番大きかったと思います。費用に関しては正直迷うところもありましたが、リスクを分散させて労務管理を改善していくには、お金の問題ではなく、理解あるパートナーとともに、一気にやるべきだという判断で、お願いすることになりました。


▶▶▶ご利用内容

「職人技」と言われるほどに属人化が進んでいた状況から、ともに体制作りに取り組み、マスターデータの作成や共通ルールを設定

CUSTAが御社の運用体制の中で、どのようにご支援させていただいているかをお教えください。

中島氏:弊社のチームの一員として、工藤さん(SOT CUSTA事業部 CS部)に入っていただいています。一部の案件に関しては、受注の時点から関わっていただいていて、入稿だけ、レポートだけ、といった業務単位の切り分けではなく、チームに入り込んでいただいています。一般的には、クライアントからの受注内容をマスターデータに書き出すところからが運用の実務になると思いますが、依頼フォームなども整えて、受注データから見ていただける環境を作ったことで、入稿の依頼の際にも「詳細は受注データを見てください」とお願いできるような形になっています。

業務改善のご支援の一環で、弊社の工藤、津波古(つはこ)が常駐させていただきましたが、どのようなご支援をさせていただいたのでしょうか。

上田氏:業務改善で言うと、工藤さんが弊社に来てくださったときに、業務が右から左の作業状態だったことが発覚したんです。フロント担当は、マスターデータのようなものが存在していると思っていたのですが、実際にはなかった。常駐いただいた当初に、工藤さんから「職人技ですね」と言われたことが印象的で。最初は、弊社独自の対応や、確認するところがたくさんあって大変だ、という意味合いで受け取っていたのですが、そもそもの情報が集約されておらず、煩雑になっている中で業務を進めている状況を見ての言葉だったことに気付き、すぐに業務の整理から着手していただきました。もちろん今後も常にアップデートしていくものですが、今そうして作成したマスターデータは形になりつつあります。工藤さんに2週間、津波古さんに1週間来ていただけて、本当にありがたかったです。

業務改善というより、体制の改善に近い形だったのですね。

上田氏:そうですね。運用チームの体制作りをゼロからやり直したと言っても過言ではありません。体制作りの過程で、マスターデータの作成や、指示書の作成などの作業も細かく推進していただきました。本当に、自社オリジナルのサポートをしていただけたというところは、他の代理店さんにもお伝えできたらいいなと思っています。弊社のビジネスについて、弊社特有の対応などについても理解していただき、独自の対応をしていただいていると思います。


▶▶▶成果

残業時間は減ったが売上は増加。この機会にサービスの見直しを図り、他社にない労務環境になった

導入いただいての成果や、社内の変化などをお教えください。

上田氏:簡単に言うと、人が増えたことやコロナ禍で意識的に案件数を増やしたことはあるものの、売上が約30%増加し、勤務時間は一人あたり月間2割削減できています。売上の大部分は広告が占めているので、確実に伸びています。月末月初や週末の稼働もほぼなくなり、10が3、4になったような感覚ですね。これを機に、サービス過多だった部分を止める判断をしたこともあり、運用チームだけで見ると他社にないような労務環境になったのではないかと思います。

仁熊氏:実業務では、入稿までの工数をかなり削減できたと思います。依頼の過程で、他の業務と並行しながら指示書を作る必要があるので、1件あたり1営業日時間がかかっていたのですが、工藤さんと共通ルールを作っていくことで、丸々なくなりました。また、レポートの工数も削減できました。CUSTAを利用する前からATOMで一定は自動化しているものの、クライアントによってパワーポイントで提出が必要だったり、フォーマット構成が大きく変わることもあるため、追加で手作業が必要な部分が多々ありました。ここの自動化も実現していただいたので、細かな作業が減り、ミスが防げるようになりました。1件10分程度の削減だったとしても、レポートは月に50~60本は作成しているので、約10時間は短縮できています


中島氏:私が変わってきていると感じているのはコミュニケーション工数ですね。削減ではなく、1日あたり0.5時間ほど増えたと思っているんです。そのきっかけと思われるのは、案件管理の一つとして、SOTさんのご協力のもと、その場にいないメンバーにもきちんと共有できるようにとタスク管理ツールを導入したことです。今は、これまでのホワイトボードでのアナログ管理からデジタル管理に一元化していく移行期で二重管理となっていますが、その結果としてコミュニケーションが増えるのは良い方向に向かっているなと感じています。実際に、ひとつひとつタスク管理ツールで確認することで、確実にミスも削減できていますし、慣れていくにしたがって、今後はコミュニケーションも洗練されていくと思っています。

仁熊氏:これまでのお話にもあったマスターデータを一緒に作っていただいたことで、社内の基本となる情報共有がこれまでよりも確実にできています。情報もコンパクトになって見やすくなりましたし、入力も中島と私でルールを決めて行っているので、正確性も担保されています。情報のばらつきや漏れがなくなったので、案件ごとに異なる細かなオーダーも正確に共有できるようになりました。


▶▶▶感想・メッセージ

アウトソーシングを使うことで、人材不足の解消や情報のキャッチアップ、リスクヘッジ、労務改善など、広告運用に関わるすべての悩み解決に繋がる

サービスに対しての率直なご感想をお聞かせください。

中島氏:案件によって、上流から下流まで入ってくださっている中で思うのが、様々な視点からSOTさんが今まで築き上げてきたプロの視点による気付きがあることで、入稿依頼を出した時点で、ミスを防いでくれているなと強く感じています。業務改善や業務効率の最大化という部分だけでなく、こうした面でもビジネスとして非常に助かっているなと思います。

仁熊氏:SOTさんが関わってくださるまで、私の中で、この業務はこれでいいのかな、と迷っていた部分が多々あったのですが、そうした疑問点や悩みに対して様々な施策を実施していただいて、ほぼ解決できたと思います。その過程で打ち合わせを何度もさせていただきましたが、やはりコミュニケーションは大事なんだということを実体験できました。今までは社内とのコミュニケーションもそう多くはなく、こうして外部の方との打ち合わせをする機会もあまりなかったので、経験できて良かったです。

上田氏:チーム作りにおいてのお話になりますが、社内メンバーに自由な時間を与えることができるようになったことが、SOTさんと一緒に取り組んだことで一番良かったポイントだと思っています。単純に疲弊していくような働き方ではなく、個人の時間を優先できるようになったことは極めて大きいです。また、SOTさんがチェックしてくださることもあり、リスクヘッジできる環境になっているため、運用の部分も安心してお任せできています

ありがとうございます。今後、どのようにCUTSAを活用していきたいとお考えですか?

上田氏:内部的な課題にはなるのですが、SOTさんが 信頼できすぎてしまって、社内の人間が自分事にできていない部分があることを課題に感じています。お客様からお預かりしているのは私たちなので、今後どのように分担していくのかはきちんと考えていきたいと思っています。とはいえ、現場としてはお世辞でもなんでもなく、SOTさんなくしてはうちのチームは回らない、重要なポジションを担っていただいているので、引き続きサポートをお願いします。

最後に、同じような課題を抱える企業に向けて、メッセージをお願いいたします。

中島氏:他の同業他社様がどのような課題を持っているかは把握できていませんが、私たちはSOTさんとご一緒することで、QCT(※)のバランスが取れたサポートを受けています。弊社と似た課題感をお持ちであれば、SOTさんにご相談してみては、と思います。

仁熊氏:先ほどと重複しますが、私自身が元々未経験からの入社だったこともあり、業務でわからなかった点や悩んでいたことをご相談できて本当に良かったと感じています。迷う部分があれば、ため込まずに社内や、SOTさんのような企業様にお願いする判断も重要だということをお伝えしたいです。

上田氏:人材不足という問題は、この業界であればどこの企業様もお持ちだと思いますが、同時に、これだけ世の中に情報がある中で、新しい情報のキャッチアップという点も課題の一つとしてよく伺います。アウトソーシングを使うことで、こうした人材不足の解消や情報のキャッチアップ、リスクヘッジ、労務改善という、広告運用に関わるすべての悩み解決に繋がるので、収益構造の見直しも含めて、先に進めず悩まれている企業様にはぜひ一度検討してもらえると、企業の発展にも繋がるのではないかと思っています。弊社は、少なからずその一歩を歩み始めているので、同じような悩みをお持ちであればぜひおすすめしたいです。

※QCT:Quality(品質)、Cost(原価)、Time(時間)の頭文字をとったもの。品質の維持、向上を行う際に最も重要な3つの事柄のこと。


さいごに

今回は、セールスプロモーションを行うブレイクスルー社にお話を伺いました。

インタビューはオンラインでの実施となりましたが、今回の取り組みで、広告運用チームの一員としてCUSTAメンバーを迎えていただいているということが会話の節々から感じられました。また、成果面でもご期待に添えているというお話が伺え、嬉しいお言葉を多数いただきました。

この度は貴重なお時間をありがとうございました!
今後とも、CUSTAをよろしくお願いいたします!


【企業情報】

 ■株式会社ブレイクスルー

 平成元年設立。福岡に本社を構え、セールスプロモーションの企画、制作、実施、運営、集客までを、オンラインとオフラインの両軸からワンストップで支援。

 コーポレートサイト:https://break-net.com/



広告運用の業務改革までサポートする
インターネット広告運用代行サービス