■ 企業プロフィール
会社名 :フォー・フュージョン株式会社
事業内容:Webコミュニケーション事業/ゾピム事業/R&D事業

■ インタビュー
フォー・フュージョン株式会社 取締役兼Webコミュニケーション事業部長 門倉 誠一 様
フォー・フュージョン株式会社 Webコミュニケーション事業部 広告グループ 渡邉 千尋 様
フォー・フュージョン株式会社 Webコミュニケーション事業部 広告グループ アカウントプランナー 荒井 勉 様

中小企業に向けて、接客サービスを強みにWebコミュニケーションサービスをワンストップで提供

ー まずは御社の事業内容についてお聞かせ下さい。

門倉:当社はWebコミュニケーションナンバーワン企業を目指して、オンライン接客業務を強みにサービスを提供しております。「ありがとうと言われる会社」から、「ありがとうを作る会社」へと成長を続けております。
リスティング広告やDSP、Facebook広告などの集客サービスを扱うWebコミュニケーション事業、Webチャットを提供するゾピム事業、動画サービス提供するR&D事業を展開しており、3つの事業部が協力しながらお客様へサービスを提供しております。

ー お客様からはどのような点が喜ばれていますか?

門倉:制作からシステム構築、動画やWebチャット、集客をワンストップで提供出来る点です。特に中小企業は複数の会社をディレクションすることが困難なため、弊社のような会社がご支持を頂いていると感じております。

ー ご担当の方々のミッションを教えて下さい。

門倉:Webコミュニケーション事業部のミッションは、お客様と設定したKPIの達成に向けて尽力していくことです。成果が出れば、それに応じてご予算も上がっていくので、我々の事業も成長させて頂くことが出来るからです。

渡邉:既存のお客様へ毎月訪問し、広告の運用結果報告を通してお客様のコンディションやニーズを把握しております。広告運用においては自身で担当し、接客領域のニーズがある場合は他部署の担当を繋ぎ、各事業部と連携してトータルでのサービスをお客様へ提供しています。

荒井:アカウント全体のチューニングや改善提案を行っています。私の場合は訪問することは少なく、フロント営業がいるアカウントを中心に運用業務に特化しております。

ATOM導入により、レポート作成業務が50%削減、新しいチャレンジの時間を創出

ー ATOM導入の決め手は何でしょうか?

門倉:レポートの作成に時間が掛かっており業務を圧迫していました。また、必要最低限の指標しか出せておらず内容も不満足な点がありました。これをシステムから自動生成出来るようになることで、工数削減とレポートの充実化が図れると感じたからです。
他ツールとも比較検討してみましたが、高機能な統合管理ツールは価格が高く費用対効果が見合いませんでしたが、ATOMの価格は手頃だったので費用対効果が合うと判断しました。また、単純なレポート特化のツールにはない進捗管理機能やタスク管理機能がある点も魅力的でした。

ー 実際に導入をして課題は解決されましたか?

門倉:レポート作成業務全体に掛かっていた時間が3営業日から1.5営業日に短縮されました。且つ、内容が充実し、お客様からも好評を得ております。コメントなどを入れる業務時間も含まれていますので、実際にデータを集計してレポート化する作業時間ではもっと短縮されていると思います。

渡邉:アカウントが増える毎にレポートを作成する業務が増えるという不安が消えたので、とても精神的に楽になりました。

ー ATOM導入による副次的な効果はありましたか?

渡邉:今までは月次レポートのみを作成しておりましたが、週次レポートや考察/分析用のレポートも作成し活用しております。特に訪問前に現状をチェックする際に重宝しております。今までは管理画面からデータを落としていたので時間が掛かっていました。

荒井:作業過程がシステムにより標準化されたため、つまらないミスが減ったこともATOMを使うメリットだと感じています。

門倉:今までレポート作成時間に割いていた時間が削減され、大型のお客様に向き合う時間の捻出など新しいことにチャレンジする時間を作ることが出来るようになりました。

荒井:担当出来るアカウント数も増えたと実感します。

渡邉:あとは、月初の残業がなくなり、飲み会に参加出来るとかですかね(笑)

テクロコ:有意義な時間の捻出にご協力出来て嬉しいです(笑)

ー 今後の課題やチャレンジについて教えて下さい。

門倉:当社では新しい取り組みとして、リスティング広告を中心としたプロモーションとリアルタイムでユーザーがチャットで相談できるサービスZopim(ゾピム)を絡めたオリジナルの広告運用を導入してCPAの改善を図っていっております。
特に電話反響やメール反響にすぐに結びつきにくいB2Bの案件や既存顧客を多く持ち、カスタマーセンターが充実している大手企業への導入が増えていっております。
電話やメールの場合ですとユーザーから問い合わせがなければ、サイト内で迷った商品や必要なカウンセリングが把握できないんです。チャットですとユーザーとすぐにやりとりできますし、よりユーザーの状況(今どのページを見ていて、何に悩んでいるか)を把握しながらの対応が可能になります。チャットの対応に人員を割くことができない中小企業様でも、当社で対応できる体制もできておりますので、今よりも少しでも反響を増やしたい場合は試していただければと思います。

テクロコ:サイト訪問者がチャットを利用するチャット率はどれくらいなんでしょうか?

門倉:これはサイトによっても変わってきますので難しいのですが、実績値としては0.3%〜3%になっております。
Google アナリティクスとも連携されているので、チャットしたユーザーのコンバージョン率も把握できるのため、サイト管理者にも大変好評です。

ー 今後、ATOMに期待することを教えて下さい。

門倉:Yahoo!とGoogle以外の媒体(Facebook、Twitter、BLADE)とも連携出来ると良いですね。あとはGoogle アナリティクスとの連携が出来ると、指標が追加されるので攻めの運用に繋がると考えております。今は管理画面毎に数値を確認する必要があるため、やろうと思っても手間が掛かりすぎてしまいます。

テクロコ:媒体連携は直近のプロダクトロードマップに含まれておりますのでご期待下さい。

渡邉:競合情報が見られるようになって欲しいです。お客様に提案し続けるための材料を探すのは骨が折れるので。あとはコメントが自動で生成されると嬉しいですね。

テクロコ:とても参考になるご意見です。今後の機能開発として検討させて頂きます。本日はありがとうございました。